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充電池

測量機、電動工具には充電式電池が使われています
条件にあったさまざまな電池が使われています。
修理によく使われる電池をご紹介します。

 

乾電池と同じサイズ以外にもいろいろありますが
単純にサイズが大きいほうが容量が大きく使用
時間は長くなります
容量をあらわす単位はAアンペアとなります

3000CRと電池にかかれていたら
3000mAの容量

300mAの充電器で充電すると
          ↓
15時間で満充電となります

使用時間は機械の電流使用量により変わります
カタログにWワットで表記されてます
急速充電が一般的ですが、本来電池にはあまり良くありません
充電は水が氷の結晶になる状態に似ていましてゆっくり大きな氷の結晶を作ったほうが電池負荷が、
少なく、使用時間も長く使えるのです

 

 充電池には下記の種類があり、各特性があります

ニッカド     500回程繰返し使える  
          高電流で安定した電圧をだせる
          低温時に強い   
          メモリー効果がある(使い切らないで継足し充電は良くない)

ニッケル水素 1000回程繰返し使えるものもある
          ニッカドと同じ大きさで倍の高容量
          低温時に弱い
          使わなくても自然放電してしまう 
          使わないで長期保存は良くない

リチウム    小型で高容量
          電圧が3V〜4Vなので電池2個、3個使わなくても1個で済む
          放電が少ない 
          小電流から高電流まで幅広い

メモリー効果が起こった場合は、放電機能の付いた機械で放電するか
電池を1〜2ヶ月休ませてから充電してみてください
電圧が0Vになるほどの放電はしない事、よけいに寿命を縮めます

 

 

 バッテリー使用の注意事項

  新品バッテリーはすぐに満充電をし、普通の使用で残量
  が空になるまで使用、その後、再度満充電。
  この充放電の繰り返しで充電の化学反応が活性化します。

  バッテリーを長期間使用されない場合
  二週間に一度は取り出し、充放電されるのがベストです。
  1ヶ月以上使用しない場合はバッテリーの性能維持の為に、
  30〜40%程度の充電残量残した状態で本体から取り外し、
  冷暗所に保管してください


  数個のバッテリーをお持ちの場合は、交互で
  使用すること。バッテリーは長期間使用してないと、
  バッテリー内の化学反応がなくなる可能性があります。

  
  バッテリーを本体に取り付けておきますと、
  本体の電源が切れた状態でも少しずつ放電されます。
  この状態が長期間(数ヶ月以上)続くとバッテリーが
  過放電状態になり、性能が劣化する可能性があります。

     車の中にそのまま置いておくと
     炎天下の閉め切った車内など湿度の高い場所で
  バッテリーを保管しますと、劣化が進み、膨張などの
  危険があります。
  バッテリーは10〜30℃の場所で保管して下さい。

   冬季はバッテリーの温度が下がり、満充電されて

  いても使用時間が極端に短くなることがあります

  使用前にバッテリーを暖めると改善します

 

    

 

 レーザーダイオード(LD)

  

レーザダイオード(LD)は内装用の
墨出し器をはじめ利用用途が広がっています
CDやDVDにも使われています

墨出し器や、レーザーポインターのような
赤い目に見える可視光レーザーだけでなく
目に見えない不可視光タイプとさまざまです

10年ほど前はヘリウム(He-Ne)ガスを使ったレーザーが一般的でしたがガスの寿命(2年程)があり、

レーザーを発生させるガス管が大きく、問題がありました。

そこでLDレーザーは光の拡散が少なく、小型なのでヘリウムガスにとって替りました。

 

 

 レーザーダイオードの特性
電源ON/OFF時のサージ電流や、静電気により最大定格電流をを超えると
瞬時に素子が破壊されます
レーザー照射時は高温になります。放熱できずに使用しますと性能が落ちます

安全性
レーザーダイオードの出力光は人体に有害です
JISの放射安全基準は1mW以下と決められていますが、細胞の弱い目等は
長時間見たり、レンズを通して見ると危険です

 

 発光波長により目に見えたり色が違って見え
ます波長の単位はnm(ナノメーター)

532nm      可視光 緑色

633〜690nm  可視光 赤色

750〜840nm  不可視光 赤色

 

 

 

  精度表示

 

 測量機の角度、水平の精度を表す単位には   度 °  分 ’  秒 ”

 といった単位をつかいます

 度 は分かるけど 分? 秒? とは?

     1° = 60’

     1’  = 60”   

分かり易いように次のようにまず200mで換算しましょう  

 

 10” は 200m 先で 10mm 誤差   では 100m 先では 半分の 5mm 誤差   20m 先では 1mm 誤差です

 30” は 200m 先で 30mm 誤差  では 100m 先では半分の 15mm 誤差 です

   1’ は 200m 先で 60mm 誤差  では 100m 先では半分の 30mm 誤差